
株式会社Serverless Operations(サーバーレスオペレーションズ)は2020/09/16にAWSサービスデリバリープログラムのLambdaパートナーとして認定を受けました。
AWS サービスデリバリープログラムは特定の AWS のサービスに関する経験と専門知識を持つ、APN コンサルティングパートナーに認定されます。これらの APN パートナーには、お客様に対するベストプラクティスに則った AWS のサービス提供についての実績があることが証明されます。
AWS サービスデリバリーパートナー各社は、厳格な技術審査を通じて、AWS によりその能力が確認されています。
今回弊社が取得したのはAWS Lambdaに対する認定です。サーバーレスアーキテクチャにおいてAWS Lambdaの特性を理解し、その性能やメリットを十分に発揮させるための専門性をもってこれらの導入支援が可能ですよということですね。
Lambdaサービスデリバリープログラムにおけるケーススタディ
今回認定を受けるにあたって以下のケーススタディをAWSに申請しました。
StepFunctionsを使用した物流会計管理システム
多様で柔軟な働き方を目指し、サーバーの運用脱却と高可用性を実現するAWSのフルサーバーレスで物流会計システムを構築!の記事にて紹介させてもらった事例です。
StepFunctionsとS3とDynamoDBを中心にアーキテクチャを構成して、他システムから流れてくる売上データの仕訳処理を行います。
StepFunctionsのMapStateの機能を使いLambdaを並列に多数実行し、仕分け経産次官の大幅時間短縮と効率化を実現しています。また、CI/CDはCircleCIやServerless Frameworkを使用して構成して、プロダクト品質のチェックや本番環境までのデプロイも完全に自動化しています。

API Gateway + Lambdaを使用した画像最適化CDN
メディア・コマースの認証システムにAuth0を導入。開発やデザインのプロによる「共創」により、TOKION復活を多方面からサポート!の記事にて紹介させてもらった事例です。
CloudFrontの背後にAPI GatewayとLambdaを配置して受け付けた画像のリクエストに対して、最適なフォーマットやサイズに変換した上でレスポンスを返します。
オリジナルの画像はWordPressの管理画面からS3にアップロードされるようになっています。その上で、webpフォーマットに対応したブラウザからのリクエストであればその形式に画像のフォーマットを変換したり、クエリストリングでサイズが指定された場合はそのサイズにリサイズしてレスポンスを返すといったことを行っています。
CI/CDについてはServerless FrameworkとCircleCIを使って行っています。
Serverless Lambda Edge PreExisting CloudFrontというServerless Frameworkのプラグインを導入しています。結果としてデプロイが少し複雑なLambda@Edgeも含めて完全な自動化を実現しています。

まとめ
一般的に挙げられるサーバーレスアーキテクチャのメリットは、サーバー管理からの解放やコスト最適化だと思います。しかし、私達が考える一番の良さはやりたいことや想いをすぐに形にできることだと考えています。
Serverless OperationsはAWS Lambdaのプロフェッショナルです。そして。サーバーレスを前提とした以下のようなことを通して、お客様の想いを形にできることが一番の強みだと考えています。
- アーキテクチャ、DB設計・実装
- 事業がより良くなるためプランの提案
- フロントエンドのUI/UX設計の提案と実装・それに合わせたバックエンド設計や実装
- CI/CDの自動化を1つの手段として考えた上で、事業が正しく競争力を発揮できるための運用プランの提示
- サーバーレスで事業を推進していけるだけのチーム作りやそのトレーニング
現在、毎週水曜日に無料相談会をやってます。発注前提で無くても構いませんのでサーバーレスをテーマに悩みや課題があれば是非ご活用ください!